COLUMN
コラム
塀えらび・施工・デザインについて、現場で交わされている話を記事にまとめました。
セットバックした敷地に塀は建てられる?2項道路の後退線より道路側は法上の道路とみなされ、建築基準法第44条第1項が塀の築造を禁じています。後退線より敷地側になら建てられますが、既存の塀を残せるかは特定行政庁で運用が割れています。加古川市と岡山市の違いまで整理しました。
塀は建築物? 工作物? 法律上の扱い建築基準法第2条第1号は建築物を「土地に定着する工作物のうち」と定義しています。建築物か工作物かは二者択一ではなく、分かれ目は建物に附属しているかどうか。大阪府と岡山市の運用、独立した塀に残る責任まで条文で確かめます。
ブロック塀の鉄筋、基準はいつから?ブロック塀の鉄筋は建築基準法施行令第62条の8の第三号と第四号が定めています。径9mm以上・縦横80cm以下という数値は昭和46年1月1日から動いていません。いつからか、外から確かめられるかを条文で整理しました。
既存不適格のブロック塀は直すべき?既存不適格は、いまの規定を適用しないという状態で、適合したことにはなりません。建築基準法第3条第2項と、指導・助言や命令を定めた第9条の4・第10条第3項、直すときの緩和までを条文で整理しました。
ブロック塀の塗装で直るもの、直らないものブロック塀の塗装で変わるのは見た目で、法が定める高さ・厚さ・鉄筋・控え壁・基礎は塗っても変わりません。国の点検チェックポイントと耐震診断基準をたどり、塗る前に確かめることと、塗ってはいけない塀を整理しました。
古いブロック塀は補強で使い続けられる?古いブロック塀の補強は、施行令第62条の8の各号で通すか、告示に沿った構造計算で安全を確かめるかの二つです。控え壁の「高さの五分の一以上」と、補強と建て替えの分かれ目に公的な基準が無いことを整理しました。
万年塀とは? ブロック塀との違いと寿命万年塀は鉄筋コンクリートの支柱にコンクリートの平板を落とし込んだ塀です。建築基準法にも施行令にもこの語は出てきません。ブロック塀との違い、よく見る寿命30年の出どころ、傷んだときの手順を公的資料だけで整理しました。
塀の苔と白華は落とせる? 見分け方と次に見る所ブロック塀の緑や黒の汚れと、表面に浮く白い粉は別のものです。公的な資料をたどると、正体と傷んでいるかどうかは分かる一方、家庭で落とす手順の数値はどこにも書かれていないことが分かります。
塀の傾きはどこから危険? 測り方と基準ブロック塀の傾きに、角度や勾配を定めた法令はありません。国の点検資料は有無で見ており、公的に確認できる数値は耐震診断の5度以上だけです。塀には及ばない3/1000・6/1000の出どころまで整理しました。
塀のひび割れ、補修で直るものと直らないものブロック塀のひび割れは、表面を埋めれば収まるものと、内部の仕様に関わり埋めても変わらないものに分かれます。国の点検資料と耐震診断基準の言い方をたどり、その線がどこに引かれているかを整理しました。
ブロック塀の撤去は自分でできますか?ブロック塀の撤去を自分でやれるかを、建設リサイクル法の自主施工者、出たコンクリートがらの区分、境界線上の塀の共有推定という三つの条文から整理しました。届出の宛先と要件の違いもまとめています。
大谷石の塀は補修できる? 法律上の扱いも大谷石の塀は石造=組積造で、建築基準法施行令第61条が効きます。高さ2.2m・控えは3.4mごと・根入れ30cmはすべてブロック塀の数字です。点検の六項目と、補修と撤去の分かれ目までまとめました。
発泡スチロールの塀はどこで買える?売り場の発泡板で塀はつくれるのか、屋外に長く置く塀とは構造が何から違うのか。自分で立てられるかどうかと、どこに相談すれば手に入るのかまで、順を追って説明します。
擁壁の上に塀は建てられる? 高さの数え方擁壁の上に塀を足したい。高さは合算されるのか、確認申請は要るのか、擁壁は重さに耐えるのか。建築基準法施行令138条・142条に当たって、確かめる順に整理しました。
境界の塀は隣とどう決める? 民法の条文から境界の塀は民法が細かく定めています。共同で設けられる場合、協議が調わないときの高さ2m、境界線上のものの共有推定、あとから高さを増すときの扱い。条文に当たって整理しました。
高低差のある土地、転落防止の柵はどう考える敷地の段差に柵を義務づける条文は建築基準法にありません。関わるのは屋上・バルコニーの1.1m規定、自治体のがけ条例、擁壁の確認申請、そして民法717条の工作物責任です。順に整理しました。
塀に建築確認申請は必要? 条文で確かめる「2.2mを超える塀は確認申請が必要」という説明を見かけます。ただ建築基準法88条と施行令138条を読むと、指定された工作物に塀は入っていません。どこで線が引かれるのかを条文で整理しました。
塀の基礎は法律でどう決まる? 根入れの数字塀の安全は地面の下で決まります。補強コンクリートブロック造は基礎の丈35cm以上・根入れ30cm以上、組積造は根入れ20cm以上。高さ1.2m以下で外れる規定も含めて条文から整理しました。
塀は建蔽率に入る? カーポートとの違い塀は建築面積に入らないため、建蔽率にも影響しません。屋根と柱があるカーポートは入ります。分けているのは「囲まれた部分をつくるか」。施行令2条の条文から整理しました。
塀の高さ、自治体の条例で違う? 調べ方の手順建築基準法を満たしていても、その土地だけの制限で建てられないことがあります。用途地域・地区計画・建築協定・条例。どこを、どの順で調べればよいのかを手順にしました。
隣の家のブロック塀が危ない。どうすればいい?傾いた塀、ひび割れた塀。倒れて損害が出たときの責任は誰にあるのか、自治体に何ができるのか、こちらで触ってよいのか。民法717条と建築基準法10条から整理しました。
塀の種類を比べる。工法ごとの高さ上限と根拠条文ブロック塀・レンガ塀・フェンス・生垣。塀は工法ごとに根拠となる条文も高さの上限も違います。組積造1.2m、補強コンクリートブロック造2.2mなど、条文に当たって整理しました。
目隠しフェンスは2m超で違法? 条文で確かめる建築基準法にフェンスの高さを直接定めた条文はありません。「2m」が出てくるのは擁壁の確認申請です。混同されやすい4つの制約を条文にあたって切り分け、自治体の条例の調べ方も添えました。
既存のブロック塀の上に載せられる? 判断の4条件撤去せずに高さを足せる場合があります。ただし高さは合算で見られ、既存塀の健全性が前提です。載せられるかどうかを分ける4つの条件と、相談するときに用意するものを整理しました。
塀の高さは何mまで? 建築基準法の制限と超え方ブロック塀の高さは建築基準法で2.2mまで。1.2mを超えると控え壁が要ります。制限の中身と、構造計算による例外、希望の高さに届かないときの考え方を図解で整理しました。
隣の家からの視線、塀は何mあれば隠れる?目隠しに必要な塀の高さは、視線が正面から来るか上から来るかで変わります。目の高さの目安と、2階からの視線を遮る考え方を図解し、隣家との距離で数字が変わる理由も説明します。
ブロック塀の建て替えは何から? 点検と支援制度古いブロック塀の点検で見るべき5つの箇所、自治体の支援制度の調べ方、そして建て替えのときに考えておきたいことを順にまとめました。自分で見られる範囲と専門家に頼む範囲も分けています。
発泡素材の塀のデメリットは? 耐久性も発泡素材の塀は風で飛ばないのか、地震に弱くないのか、ぶつけたら凹まないのか、どのくらい保つのか。よくいただく心配ごとに、都合の悪いところや向かない場所まで隠さずお答えします。
ブロック塀は何段まで? 高さの測り方と高低差ブロック塀は11段でおよそ2.2m。ただし法律が見ているのは段数ではなく高さです。基礎の扱いと、高低差がある土地での測り方を、建築基準法施行令の条文にあたってまとめました。
高さ3mの塀は建てられる? ブロック塀との違い高さ3mの塀は、ふつうのブロック塀では届きません。仕様規定の上限が2.2mだからです。条文のただし書きと、3mを実現する2つの方法を、視線の入り方から解説します。
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