COLUMN
古い塀の点検・補修
ひび割れや傾きなど、古い塀のどこを見れば危ないか、補修で直るものと直らないものを、国土交通省の点検の資料や建築基準法の条文に一つずつあたって整理した記事の一覧です。
ブロック塀の耐震診断は義務? 避難路沿いの条件ブロック塀の耐震診断が義務になるのは、自治体が塀を対象に計画に載せた道に面し、長さ・高さ・着工の時期などの条件を満たす塀だけです。道の幅ごとの高さの線と、塀の道を指定した6都府県・25市町を整理。根拠は耐震改修促進法と施行令、国の資料です。
目隠しフェンスや塀は台風で倒れる? 風速の目安塀やフェンスが倒れる風の強さは、鉄筋や控え壁の有無、フェンスの種類で変わります。気象庁が突風の被害から風速を推定する目安の読み方と、台風の前に見る所を整理。根拠は気象庁のガイドライン、国土交通省と業界団体の点検資料です。
既存不適格のブロック塀は直すべき?既存不適格は、いまの規定を適用しないという状態で、適合したことにはなりません。建築基準法第3条第2項と、指導・助言や命令を定めた第9条の4・第10条第3項、直すときの緩和までを条文で整理しました。
ブロック塀の塗装で直るもの、直らないものブロック塀の塗装で変わるのは見た目で、法が定める高さ・厚さ・鉄筋・控え壁・基礎は塗っても変わりません。国の点検チェックポイントと耐震診断基準をたどり、塗る前に確かめることと、塗ってはいけない塀を整理しました。
古いブロック塀は補強で使い続けられる?古いブロック塀の補強は、施行令第62条の8の各号で通すか、告示に沿った構造計算で安全を確かめるかの二つです。控え壁の「高さの五分の一以上」と、補強と建て替えの分かれ目に公的な基準が無いことを整理しました。
塀の苔と白華は落とせる? 見分け方と次に見る所ブロック塀の緑や黒の汚れと、表面に浮く白い粉は別のものです。公的な資料をたどると、正体と傷んでいるかどうかは分かる一方、家庭で落とす手順の数値はどこにも書かれていないことが分かります。
塀の傾きはどこから危険? 測り方と基準ブロック塀の傾きに、角度や勾配を定めた法令はありません。国の点検資料は有無で見ており、公的に確認できる数値は耐震診断の5度以上だけです。塀には及ばない3/1000・6/1000の出どころまで整理しました。
塀のひび割れ、補修で直るものと直らないものブロック塀のひび割れは、表面を埋めれば収まるものと、内部の仕様に関わり埋めても変わらないものに分かれます。国の点検資料と耐震診断基準の言い方をたどり、その線がどこに引かれているかを整理しました。
大谷石の塀は補修できる? 法律上の扱いも石を積んだ大谷石の塀は補強ブロック塀と別の条文で見るため、高さの上限も2.2mではありません。両者の数値の対照、学会誌が分けた石の傷み方3種、補強で残せるかで栃木県と国の資料の書きぶりが食い違う点を、建築基準法施行令と公的資料から整理。
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